リクルートとマイナビ社員の活躍する人材の共通点と違い

 

リクルートマイナビで実際に働いてみて感じた違いを書いてみます。

リクルートで長く在籍する人とマイナビで長く在籍する人の違い

リクルートで10年以上在籍し課長クラスの人、地方転勤になる人は、会社側からすると「お荷物レッテル」を貼られている傾向が強いです。

実際に成果がいまひとつな同期は移動や転勤を経験し、最短で成果を上げる同期に対しては、先輩からビッククライアントを任され貴重な経験を積み、昇進スピードに更に拍車がかかるイメージです。その為、年齢や入社時期よりも成果に昇進スピードが直結する傾向にあります。

 対して、マイナビ年功序列な風潮があり長年在籍している人が圧倒的に強いです。マネージャーは10年在籍が当たり前の基準値。人材業界の中でも給与レンジは高かく、服装もラフ(おそらく人材業界で一番)、休日もしっかりと休めるので人も辞めにくいです。

リクルートマイナビの社風

リクルートは世の中のイメージで言うと、業界の風雲児的、各個人・業態がカンパニー制の意識を強く持っている独立精神の強い印象を持っている方も多いかと思います。一方で、社内の規則や決まり事などには非常に厳しく徹底指導されます。口悪く言うと融通が利かない部分がわりとあり、既に大企業となってしまっている為、ある程度は矛盾に目をつぶらなければいけない瞬間もあります。

マイナビは世の中のイメージで言うと、リクルートの二番煎じ的な印象が強いかと思います。非上場ではありますが、就職・転職分野では名の知れたカンパニー。3、4年は新規のゴリゴリした営業に就く事が求められます。しかし、それ以降は希望勤務地、キャリアチェンジなどには非常に寛大で希望が通りやすいです。

リクルートマイナビ社員の見ている視点

個人的にはリクルート社員の方が圧倒的に高い人が多かったです。あくまでも個人的意見です。リクルートは「自ら機会を創出せよ」という文化が色濃く残っており、先輩からは常に「自分はどうしたいのか?」を問われる場面が多いです。また、リクルートで働いている人自体が企業家精神を持っている人を集めるブランディングを行っているのでその傾向も強いと思います。

一方でマイナビは目先の数字への執着心が強く、営業最前線で働いていると「今月はどうする?」「今週はどうする?」「今日はどうする?」といった、日々を1日たりとも無駄にせず、ミッションをクリアしていくためにはどうしなければいけないのか?というHow toの視点が養われます。

リクルートマイナビ社員のセカンドキャリア

リクルート社員は、世間で注目を集めるメガベンチャー企業の人事になっていたり、営業部長になっていたり、個人で起業していたりする人が多いです。なので、リクルートに20代で入社する理由は「人脈づくり」と「企業家精神の向上」が最も大きな理由として入社して良いかと思います。

マイナビ社員は、大企業にセカンドキャリアを置く人が多いように思います。20代の内からも大手企業とのコネクションが仕事柄構築できるので、そこから転職していくケースも多いです。ただ、マイナビ自体が働きやすい為、30代中盤の新卒入社のマネージャーラインはマイナビに多く残っています。